1982年頃発売の3Way スピーカー JBL 4312 の修理をご紹介します。
JBLらしい元気な音色とおしゃれな外観で、当社でもご依頼が多いモデルのひとつです。
ユニット数が多いため修理工程も多くなりますが、丁寧に心を込めて修理させていただきます。

まずはお預かり時の状態から。
ユニット構成は、ツイーターがLE25-2、スコーカーがLE5-12、ウーハーが2213Hです。
当然のことながら各所に経年による傷みが見られます。特にツイーターのコーン紙劣化、スコーカーのセンターキャップ潰れ、ウーハーのカビ汚れなどが目立ちます。エンクロージャーには歪み、傷、打痕などがありました。

当社ではお見積時に可能な限り分解し、必要な修理を洗い出します。
これから先、少しでも長く快適にお使いいただけるように、動作だけでなく各部品の状態を確認します。
ユニットはすべて現在の振動系(コーン一式)は温存できないため、代替パーツでリコーンとなります。
ネットワークはオーバーホールと不良素子の交換を行います。
エンクロージャーもできるだけの補修と、加えて全体の再塗装、ターミナル交換をお任せいただきました。
すべての修理が完了しました。


代替パーツでのリコーンとなりましたが、JBL らしい弾むような音色は損なわれず、元気に復活しました。
エンクロージャーも美しく甦り、4312自体が誇らしげに見えます。
ターミナルもバナナプラグや太いケーブルも使いやすいタイプに交換させていただきました。
お客様が長年大切にされてきたスピーカーです。
これからもお客様と JBL 4312 と、すてきな時間をお過ごしいただきたいと思います。
修理のご相談は、お問い合わせ からお寄せください。
JBL 4312 ペアの修理概算価格
オーバーホール 一式 380,000円(税込 418,000円)程度
※価格は予告なく変更する場合があります。
※スピーカーの状態はさまざまですので正式なお見積りは現物確認後にご案内します。
※このページの例では、オプションのエンクロージャー再塗装やターミナル交換などを含めると総額ペア 540,000円(税込594,000円)程度でした。
※送料は別途必要です。