小川電器商会の
オーディオラボオガワ スピーカーサービスは
レリック スピーカー修理工房へ
生まれ変わりました。

私たちレリック スピーカー修理工房(レリック合同会社)は山形県鶴岡市にて、2019年3月に誕生しました。

1973年に設立された小川電器商会のスピーカー修理部門 オーディオラボ オガワ スピーカーサービスから事業と、その部門創業者である小川圭一氏の「好きなスピーカーをいつまでも」という想いをしっかりと引き継ぎ、お客さまの大切なスピーカーを修理させていただきます。

社名であるレリックには 最後まで生き残る者、そして遺産 という意味があります。

最後まで生き残る者…
私たちは25年にわたりたくさんのスピーカーを修理してきた、オーディオラボオガワ スピーカーサービスを正統に引き継ぐ工房です。
これからも古き良きものを丁寧に修理し、いつまでも末永くお客様のお役に立ちたいと願っています。

遺産の修復…
かつてあるお客様が私たちのしごとを「遺産の修復」と表現してくださいました。
時代を超えて人々が情熱と愛情を注いできたスピーカーを修理し、できるかぎり元の状態に戻すこと…それは遺産の修復と同じである、と。

遺産の価値は金額ではかることができません。
文化的な価値、家族の思い出としての価値、オーナーさまの人生の証としての価値など、いろいろあると思います。

その中でも、再生を待望されるスピーカーもあれば、私たちが関わらなければ使われずに忘れ去られてしまう運命のスピーカーもあるかもしれません。

そんな世界中の遺産ともいえるスピーカーをひとつでも多く修復したいと思っています。

レリック スピーカー修理工房では、25年間にわたりオーディオラボオガワ スピーカーサービスの修理責任者 兼 修理職人であった佐藤絹子を筆頭に、その修理経験、知識、技術、そして心を込めた丁寧な修理でみなさまのスピーカーを蘇らせるお手伝いをさせていただきます。

私たちがお預かりするスピーカーは古いものが多く、それらが作られた時代、販売されていた時代は今よりもっとゆるやかに時間が流れていたと思います。
みなさまにとって私たちのしごとが、懐かしい思い出、穏やかな気持ち、みずみずしい感覚や情熱を取り戻すきっかけとなればこの上ない喜びです。

私たちのヒストリー

2008年朝日新聞フロントランナーより(オーディラボオガワ スピーカーサービスの記事)

「私ならもっと上手に修理ができる!」
男性の大きな手でスピーカーを修理をしていた当時の小川電器商会の社長に堂々と宣言し、佐藤絹子が小川電器商会のスピーカーサービスに加わったのは1994年のことでした。
それから25年間、スピーカー修理の責任者 兼 職人としてスタッフを率い、数えきれないスピーカーを修理してきました。

2008年には、その修理技術が注目され、NHKの生中継番組や朝日新聞のフロントランナーで佐藤絹子とスピーカーサービスを取り上げていただき、その後も多くのテレビ、雑誌などのメディアでご紹介いただきました。このころから佐藤絹子は「ゴッドハンド」と呼ばれるようになります。

2014年、当社代表である田林香が小川電器商会のスピーカーサービスに入社。佐藤の技術と人柄に惚れ、毎日佐藤のあとをついて回ること5年。修理技術はもちろんのこと、公私ともにたくさんのことを教わります。

2017年、オーディオ専門誌「AudioAccessory 166」に、佐藤と田林の修理に対する想いや、オーバーホールの価値についてご紹介いただき、PhileWeb にも掲載していただきました。

2019年3月、小川電器閉店に伴い、佐藤と田林が共同で「レリック合同会社 スピーカー修理工房」を立ち上げ、小川電器商会 オーディオラボオガワ スピーカーサービスよりスピーカー修理事業の一切を譲受し新たなスタートをきりました。

2021年3月、「レリック合同会社 スピーカー修理工房」創業から約2年が経過し、もともとオーディオラボオガワ スピーカーサービスの所在地であった場所に移転しました。

レリック合同会社 会社概要

2017年 左 佐藤絹子 右 田林香(オーディラボオガワ スピーカーサービス時)
会社名レリック合同会社
設立日2019年3月6日
役員代表:田林 香
品質管理責任者:佐藤 絹子
所在地〒997-0032 山形県鶴岡市上畑町5-20
連絡先電話:0235-29-1225(小川電器商会 オーディオラボオガワ スピーカーサービス直通電話番号と同じ)
FAX:0235-23-9412(小川電器商会 FAX番号と同じ)
営業時間9時〜18時 土日定休